患者やご家族の立場になる

看護師さんの中には自分の仕事で精一杯になってしまい患者さんの気持ちや患者さんのご家族の気持ちなどをすっかり忘れてしまう人がいます。例えば自分が担当を持っている患者さんで、いつも言うことを聞いてくれないん人や、憎まれ口ばかり叩く患者さんもいますが、こういった患者さんに対して看護師がどのように向き合っていくのかというのは非常に難しい部分となります。やっぱり看護師も人間なので、いつも言うことを聞いてくれなかったりすればなんでわかってくれないの?なんてイライラすることもあるし、患者さんのご家族に対して、いつも言うことを聞いてくれなくて困る!なんて言ってしまうこともありますよね。でも患者さんだってきっと好きで看護師の言うことを聞かないとか、憎まれ口を叩いているのではないと思います。

大きな病気をしてしまったり怪我をしてしまった患者さんというのは、もちろん自分ではそうなると思っていないので大きなショックを受けているし、治療に関しても不安に感じていることがありますよね。でも男性の患者さんなどの場合には特にそういった不安や悔しさがあったり、病気やケガに負けたくないという気持ちから、強がりや憎まれ口になってしまうことがあるんです。こういったことに対して、看護師がしっかりと理解をしてあげないといけませんよね。

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家族のこともしっかりと考える。

なかなか言うことを聞いてくれない患者さんの場合にはご家族に話をしたり愚痴をこぼしてしまうなんていうこともありますが、例えば自分が患者さんと同じ立場になったら、自分の担当の看護師さんが自分の家族に愚痴をこぼしていることを考えてみましょう。入院している患者さんのご家族というのは1日でも早く患者さんが退院することを祈っているし、看護師さんに迷惑をかけたり困らせていることに対してもすごく申し訳ないと思っているはずです。そんな家族の気持ちを考えずに、仕事がスムーズにいかないから困る。なんていう気持ちをぶつけてしまうのは良い事ではありません。

確かに看護師の仕事はとても大変ですが、どんなに大変でも、まずは患者さんの気持ちやご家族の気持ちを優先に考えて、自分の中での愚痴やストレスは後回しにしていきましょう。仕事が大変な看護師と、予想外の病気や怪我で大変な思いをしている患者や患者さんのご家族というのはまったく違う立場になりますし、抱える不安も全く違います。この部分をしっかりと考えられる看護師になることが大切だと思います。